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枕開発事業|自社商品開発秘話

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睡眠時無呼吸症候群患者だからこそ開発できた枕
株式会社松下縫工所が、なぜ睡眠時無呼吸症候群のお悩みを解決する枕を開発したのか。それには、理由があります。実は、当社の代表自身が睡眠時無呼吸症候群で悩んでいた患者だったからです。こちらでは、自社製品の開発に至った背景などをご紹介します。

開発に至った背景について

開発に至った背景について

「ぐっすり眠れない」「日中に眠気に襲われる」「打ち合わせ中に眠ってしまう」「寝ても疲れが取れない」……。株式会社松下縫工所の代表は、30代前半からそのような症状に悩まされていました。
そんな中、代表の兄に癌が見つかります。CPAPを着用することになり、話の流れで試しに代表も着けてみることに。すると睡眠時のいびきなどが軽減されたことから病院で診察を受けることを決意。睡眠時無呼吸症候群であることがわかります。

睡眠時に無呼吸の状態がくり返される睡眠時無呼吸症候群は、日中の眠気などから作業効率を落したり、事故につながったりする可能性を生む上に、合併症を引き起こすリスクもあるこわい病気です。決して放置してはいけません。

開発に至った背景について

そして代表は、CPAP(シーパップ)療法を詳しく知ります。CPAP療法とは、装置からチューブでつながったマスクを装着して、睡眠時に空気を気道に送り続けることで無呼吸状態を防ぐものです。これはとてもよい治療法であり、しっかり眠れるようになりましたが、残念ながらデメリットもありました。

眠っているとき人は自然と姿勢を変えますが、CPAPを着用するとそれが容易ではありません。つまりなかなか寝返りを打つことができず、その制限から首を痛めてしまったり、熟睡できなくなってしまったのです。

CPAPを付けていても心地よく眠るには、どうすればいいのだろうか……。

開発に至った背景について

そんな時名古屋で開催された「機械要素技術展」で、カーボン社の技術と出会います。なんと、3Dプリンターで枕を作れることがわかったのです。これを機に、代表は「CPAPをつけてもぐっすり快眠」をテーマに枕の開発に取り組みました。

横向きになってもマスクが外れない形状を追及して試行錯誤を重ね、とうとう「自分自身が欲しい枕」が完成。そして同じように睡眠時無呼吸症候群で悩まれている方にも、一人ひとりに適した枕をオーダーメイドで製造できるしくみを生み出したのです。

開発に至った背景について

自分と同じ悩みを持つ人を救いたい。日々の辛い、憂鬱な気持ちも、睡眠から解消してあげたい。――こうした想い誕生した松下縫工所の枕は、お陰様で多くの方に喜んでお使いいただいています。

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