Treatment

枕開発事業|睡眠時無呼吸症候群の枕選び

睡眠時無呼吸症候群の方に合う枕とは?

睡眠中に呼吸が止まる「無呼吸」状態がくり返される、睡眠時無呼吸症候群。日中に強い眠気を招いたり、合併症を引き起こしたりするなどのリスクがある病気です。株式会社松下縫工所では、睡眠時無呼吸症候群の症状緩和につながる枕をご提供しています。こちらでは、睡眠時無呼吸症候群の治療法や、枕の選び方などについてご紹介します。

睡眠時無呼吸症候群の治療法2選

睡眠時無呼吸症候群の治療としておもなものには、「CPAP療法」が挙げられます。それに加え、枕を変えることでも症状の緩和が見込めることをご存じですか? こちらでは、その二つの方法についてご紹介します。

もっとも普及している治療法「CPAP療法」

もっとも普及している治療法「CPAP療法」

「CPAP(シーパップ)療法」とは「Continuous Positive Airway Pressure」の略であり、「経鼻的持続陽圧呼吸療法」と呼ばれる治療法です。睡眠時無呼吸症候群の治療法として、現在欧米や日本国内でももっとも普及しています。

これはCPAP装置につながれたエアチューブから、鼻に装着したマスクを通じて気道へ空気を送り続けることで、睡眠時の無呼吸を防ぐものです。装置を正しく装着することが重要なため、医療機関に1泊して治療に適した機器設定をする「タイトレーション」を行う場合もあります。

枕の有用性

睡眠時無呼吸症候群の症状を改善させるために、枕の調節・見直しをすることも有用であるとされています。

自分に合った枕の高さに

自分に合った枕の高さに

枕が高すぎると、気道をふさぐ原因になります。また肩から頭部への傾斜の度合いによっても、呼吸のしやすさは変わってきます。どのような高さの枕が適しているかは、頭の形や体形、肥満度などによって一人ひとり異なるため、それぞれ計測した上で選ぶ・作ることが大切です。

横向き寝のすすめ

横向き寝のすすめ

また仰向け寝に比べ、横向き寝のほうが気道をふさぎにくくなって寝やすくなるケースもあります。そのため、横向き寝をしやすい枕を選ぶのもいいでしょう。なお枕を使用せずに寝ると、多くの方の場合首がつまった状態になり、呼吸がしづらくなるため注意が必要です。

「CPAP療法」と「枕選び」合わせ技のすすめ

睡眠時無呼吸症候群の治療法として、もっとも普及している「CPAP療法」。多くの方が受けられている治療法ですが、問題点もあるのが事実です。そこで松下縫工所では、「CPAP療法」と「枕選び」の両方を合わせて治療を進めることをおすすめしています。

「CPAP療法」の問題点

「CPAP療法」は世界中で多くの方が受けられている治療法ですが、実際には以下のような問題点もあります。

  • 使用中に違和感や寝苦しさがある
  • 集中して寝られない、熟睡できない
  • 横向き寝など、姿勢によって装置が外れやすい
  • 使用を中止すると症状が再発するため、使い続けなくてはならない
  • 長期的な使用でコストがかさむ
  • 鼻づまりなどの症状がある方は使用できない
  • 外泊時には荷物になる

このような問題点はあるものの、治療をやめると再び睡眠時無呼吸症候群の症状が出てきてしまうため、継続しなくてはなりません。そこで重要になるのが、「枕選び」です。

「CPAP療法」を続けるための枕選び

睡眠時無呼吸症候群の症状を改善させるには、「CPAP療法」を続けなくてはなりません。そこでご提案するのが、「CPAP療法をジャマしない枕選び」です。選び方のおもなポイントは以下の通りです。

  • 首・肩を自然にサポートするカーブになっているか
  • 頭部全体をしっかり支えられるか
  • 仰向けの状態で、あごが下がらない角度になっているか
  • 横向きになっても、頭の角度を安定させられるか
  • 横向きの際に、装置のチューブやマスクを逃がす形状になっているか

松下縫工所では、こういったポイントを押さえながら一人ひとりに合った枕をお作りしています。「CPAP療法」を続けやすいご自分に合った枕で、睡眠時無呼吸症候群を改善させましょう。

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